片頭痛にはマクサルトジェネリック

片頭痛の種類 予防と対処方法

片頭痛の種類 予防と対処方法

片頭痛は慢性的に頭がズキンズキンと痛む頭痛のことを指します。片頭痛はその字の如く片側だけが痛くなる人が多いですが、実は片頭痛持ちの人の約4割は片側だけでなく、左右両方痛みを感じています。

片頭痛は日常生活において支障をきたす場合が多く、悩みとしてとらえている人が多いです。
特に20代~40代の女性に多く、結婚、出産、子育てや仕事など人生において最も多忙な時期の最中です。
そのため安易に市販の痛み止めなどに手を出しがちになります。しかし市販の頭痛薬の乱用は思わぬ病気を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

このページでは片頭痛にお悩みの人に詳しく知っておいて欲しい、片頭痛の種類や、予防と対処法などをご紹介していきます。

片頭痛

一言で片頭痛と言いましても、その症状や誘因などは人によって異なります。
片頭痛は女性の一番多忙な時期において、生活の質を低下させるもの以外の何物でもありません。
日常生活に片頭痛が原因で支障がある場合、我慢する必要はなく治療していくことが重要です。

痛み方・症状

片頭痛の痛み方や症状は人によって異なりますが、基本的にはズキンズキン・ガンガンとした脈を打つような痛みを頭の片側に感じます。

片頭痛が始まる前に予兆や前兆を感じる人もいれば、前兆を感じない人もいます。
前兆を感じる場合、痛みを感じる前にキラキラした光や、ギザギザした稲妻のような光が見られ、そのまま拡大していきます。そしてその後60分ほど続き、視覚が消失され、痛みを感じます。このことを「閃輝暗転」と呼び、片頭痛持ちの人の約30%で見られています。

片頭痛は動くと痛みが悪化し、強い吐き気を感じる人もいます。光や音にも敏感になり、部屋のカーテンを閉め真っ暗にしないと過ごせない人などもいます。

急な片頭痛発作によって約束もキャンセルしなくてはいけなくなるなど、片頭痛は日常生活を快適に送るには邪魔な存在でしかありません。

片頭痛の誘因

片頭痛の原因ははっきりと明確にされていませんが、様々な要因が脳に刺激を受け、脳の血管周りの三叉神経が炎症したり、脳にある血管が拡張することで痛みを感じと言われています。

その片頭痛に至る誘因には以下のようなものが考えられています。

  • アルコール
  • 排卵や月経
  • 出産
  • 更年期
  • ストレス、ストレスから解放
  • 強い光
  • 強いにおい
  • 人が密集した場所
  • うるさいと感じる音
  • お腹がすいている状態
  • 天候や気圧の変化
  • 高い湿度や気温
  • 睡眠不足

上記が引き金となって、片頭痛が起きることが多くなっています。
もちろんこれ以外にも片頭痛の誘因はあり、人それぞれ異なっています。

片頭痛の周期や持続時間

片頭痛の殆どが周期的におき、一度の片頭痛発作で4時間から、長い場合だと72時間も持続します。
この発作が月に1回~2回ほどあり、多い場合だと週に2回~3回発作が起こります。

片頭痛の前兆を感じる人がいると説明しましたが、前兆の前の予兆を感じる人もいて、片頭痛の痛みを感じる、1日~2日前から起きます。

20代~40代で発症する場合が多く、50歳~60歳になると、症状が比べてぐっと軽くなったり、症状自体が起こらなくなります。

女性に多い

片頭痛は女性が約男性の3倍もいると考えられており、これは日本だけでなく世界中で見られている傾向で、片頭痛=(イコール)女性と言うイメージがあります。
確かに片頭痛は女性に多い病気ですがその理由として、出産、月経、更年期など女性ホルモンが関わってきていると考えられています。
片頭痛は脳の視床下部の刺激によって起こると考えられていますが、脳の視床下部は女性ホルモンが分泌
するのをつかさどっている場所なため、月経など女性ホルモンが関係している状況になると片頭痛が起きるのではないかと考えられています。

女性は50歳前後10年間を更年期と呼びますが、このあたりで生理が一切なくなる閉経を迎えます。
閉経になると片頭痛が緩和されるという人もいますが、70歳になっても片頭痛で悩まされている女性もいますので、一概に関係しているとは言い切れないのです。

片頭痛の予防方法

片頭痛は緩和することはできますが、根本的に完治させることができない病気です。
しかし、そのまま放置していると日常生活に支障をきたしてしまいます。
そうならないためにも予め片頭痛を予防しておきましょう。

そこですぐできる片頭痛の予防方法について詳しく紹介していきます。

ポリフェノールを取りすぎない

ポリフェノールは血管を拡張させたり収縮させたりする働きがあるため、脳の血管が拡がって神経が刺激されることによって起こる片頭痛には天敵です。

ポリフェノールの他にもチラミンが含まれている食品はなるべく避けましょう。
特に、赤ワイン、オリーブオイル、ハムやサラミ、チーズに多く含まれています。
これらはイタリアンによく含まれており、和食などには逆に少ないため、片頭痛持ちの人はなるべくイタリアンを避け、和食を選びましょう。

強い光を避ける

まぶしい光や強い光を見ることで脳に刺激を与えてしまい片頭痛を誘因しやすくなってしまいます。
そのため急な強い光やまぶしい光は避けるようにしましょう。

睡眠時間は規則正しく

睡眠不足によってストレスを感じてしまうと、脳が興奮状態にあるのを抑えようと脳内物質のセロトニンが分泌されます。
セロトニンには血管を収縮させる働きがあるため、セロトニンが分泌されストレスが緩和することによってセロトニンの分泌自体が減り、血管を収縮させる作用がないため、血管が拡がってしまうのです。
脳内の血管が拡がることで、三叉神経が圧迫され痛みを伴ってしまうのです。

実は眠りすぎても片頭痛はおきます。その原因として眠りすぎによって、脳の血行が悪くなり眠っている間は血管が拡張しやすくなるため頭痛が起きやすくなると考えられています。

睡眠時間は規則正しく、適度な睡眠が好ましいのです。

片頭痛の対処法

片頭痛の予防で少しは対処できたとしても、思いもよらない時にもやってくるのが片頭痛です。片頭痛を感じた時にできる対処法をご紹介します。

患部を冷やす

まず、片頭痛は脳の血管が拡張したことによって発作が起きます。そのため血管を収縮させる必要があるのです。ドクンドクンと脈をうって痛みの場所がわかりやすいと思いますので、片頭痛の患部を冷やして血管を収縮させましょう。

静かな場所で安静に

片頭痛はうるさい音に敏感です。
脳を落ち着かせるためにも静かな場所で安静にしているのが一番です。もし家にいたりしてできるのであれば寝て様子を見ましょう。

マクサルトを飲む

一番効果があるのはトリプタン製剤であるマクサルトを服用することです。マクサルトは片頭痛専用の頭痛薬で、片頭痛発作が出てから30分以内に服用することで症状を緩和することができます。
マクサルトは頓服薬ですので痛みを感じてからでも良い効果を示し、嫌な片頭痛もスッキリとさせることができます。
片頭痛は根本を治療することはできませんので、痛みを感じたらマクサルトを飲むなど上手に付き合っていくことが重要となってきます。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は慢性的に繰り返す頭痛の中でも最も悩んでいる人多い頭痛です。このほとんどの原因は生活習慣が関係していると考えられています。
日本ではなんと約2000万人もいると推定されており、人口の約6分の1の人がこの緊張型頭痛で悩まされていることになります。

痛み方・症状

緊張型頭痛の痛み方は、頭が締め付けられるような痛みを感じる方が多いです。ギューッと締め付けられるような、重く苦しい痛みです。
頭の両側や頭全体そして、後頭部に痛みを感じ、まるできついヘルメットをかぶったような痛みを感じます。
頭の痛みだけでなく、首や肩の凝りなども感じる方が多くなっています。

緊張型頭痛の誘因

日本はストレス社会とも言われており、昨今ストレスとは切っても離せない付き合いになってしまいました。
ストレスは体だけでなく、精神的にも感じ、このストレスが折り重なることによって緊張型頭痛を誘引してしまうと考えられています。
長い時間パソコンと向き合ったり、スマホを長時間見ることでうつむき姿勢、冷房暖房による寒暖差によってのストレスなどそのような状態が続くことで、首や肩、背中などの筋肉が収縮し緊張型頭痛を誘発してしまいます。その他にも精神的ストレスで緊張したり、運動不足で体が固まっていたりなど日常生活が問題で緊張型頭痛を誘引してしまいます。

緊張型頭痛を起こしやすい時間と持続時間

緊張型頭痛は同じ姿勢を長時間とっていることで起こると考えられています。特にパソコンやスマホなどうつむき姿勢は誘発しやすい姿勢です。
そのため仕事終わりなどの夕方に緊張型頭痛が起きやすいと考えられています。

頭痛の持続時間は差が激しく、30分で終わる場合もあれば1週間ほど続く場合もあります。

緊張型頭痛の予防方法

緊張型頭痛を予防するには、根本的な原因である精神的、身体的ストレスを解消することが重要です。
ストレス自体を完全になくすことはできませんが、同じ姿勢を続けないようにしましょう。

筋肉をほぐす

長時間デスクに座りっぱなしの場合、途中で背中を伸ばすなどのストレッチなどを挟みましょう。
筋肉が固まる前に、凝っているかもしれないなと言う場所を伸ばすだけでも全然違います。
余裕がある場合は家でゆっくりお風呂につかってマッサージするのもよいでしょう。
軽い運動でいいので何かしら1日に1回取り入れるように心がげてください。

のんびりした時間を持つ

忙しい中余裕を持つことは難しいですが、緊張型頭痛を予防するためにはのんびりした時間を持つことも重要です。
精神的ストレスでも緊張型頭痛を誘因してしまいますので、心にも体にも余裕を持たせましょう。
日本人は世界的にストレス大国で、その原因として働きすぎだというものがあります。
働きすぎると余裕もなく、緊張型頭痛も多発し、仕事の効率も悪くなる一方ですので、なるべく余裕を持てるようにしましょう。

姿勢を正す

スマホやパソコン見る時にうつむき姿勢になると説明しましたが、姿勢を正すことで筋肉への負担を減らすことができます。
無理な姿勢をとることは頭痛だけでなく、他にも支障をきたしてしまいます。なるべく無理な姿勢は長時間とらず気づいたときに姿勢を正すよう心がけましょう。

緊張型頭痛の対処法

緊張型頭痛がたまに起こる場合であれば、そこまで治療を必要とはしません。頭痛を感じた時にストレッチやマッサージをすることで血行を促進させたり、筋肉をほぐしたりしましょう。
しかし、頭痛が頻繁で日常生活に支障を与える慢性緊張型頭痛の場合は病院で治療などをした方が良い場合もあります。

筋肉をあたためる

緊張型頭痛を感じた時に、ストレッチやマッサージをすると症状が改善される場合があります。
特に首や肩などを重点的にしましょう。
そして緊張型頭痛は筋肉が固まることによって起こります。そのため筋肉を温めるために入浴など体自体を温めましょう。

鎮痛剤を飲む

緊張型頭痛を手っ取り早く対処するにはロキソニンなどの鎮痛剤を飲むことです。
ロキソニンは即効性があり、痛みを緩和することができます。
しかし即効性があり効果を実感しやすいため鎮痛剤を乱用してしまうと、薬物乱用頭痛を併発してしまう可能性があるため、1週間に2回~3回程度の服用にしておきましょう。
その他に病院での治療で、筋肉のこわばりを緩和させる筋弛緩剤も用いることもあります。

群発頭痛

群発頭痛は、頭の片方の目の奥に痛みを感じたり、涙や鼻水が出てきたり、その他にも目の充血などの症状が出てくる頭痛のことを指します。
男性に多く、その中でも20代~40代の方が特に群発頭痛で悩んでいます。

群発頭痛は脳にある視床下部に関係があると考えられており、この視床下部が刺激を感じると、三叉神経に痛みを感じます。
そのため三叉神経に繋がっている、目の奥周辺に激痛が走るのです。

群発頭痛の誘因

群発頭痛の原因に対してまだ明確にはされていませんが、アルコールを摂取することが誘因に繋がっているのではないかと考えられています。
群発期にお酒を飲むと数時間以内にほぼ100%に近い数字で群発頭痛の発作が起きると考えられています。
タバコにも誘因があるのではないかと考えられてもいるので、お酒やたばこ両方好む人は群発頭痛になりやすいのです。

その他に狭心症の治療薬として使われている、ニトログリセリンも誘因につながると考えられています。

痛み方・症状

頭の片方の目の奥側に激しい痛みを感じます。その痛みは強く、目の奥をえぐられるような痛みと感じる人もいれば、頭を柱の角にぶつけたような痛みを感じる人もいます。
その他にも目が真っ赤に充血、鼻づまり、鼻水、涙、汗など自律神経症状なども起こります。

群発頭痛の周期と持続期間

群発頭痛は上記のような痛みが、毎日のように夜中から明け方まで大体同じ時間に起こり、それが1時間~2時間おこります。 これが約1か月~2か月の間毎晩のように続き、この期間のことを群発期と言います。 ある時を境にこの群発期は終わり、そして2年~3年たったころにまた同じように群発期が始まるのです。

男性に多い

群発頭痛は特に男性に多くその中でも20代~40代の男性に集中しています。
なぜ男性に多いのか解明していませんが、男性が女性に比べて圧倒的に多いことから男性ホルモンが関係しているのではないかと考えられています。
しかし女性でも群発頭痛が起こる方もいるので、必ずしも関係しているとは断言できないのです。

群発頭痛の予防方法

群発頭痛はかなり痛みが激しく、自律神経にも影響してくるため日常生活にも支障が出てしまいます。
夜中に起こることが多いので、群発頭痛が原因で不眠症になってしまう方もいます。
なるべく日常生活で群発頭痛の誘因になることは避けましょう。

群発期はお酒を飲まない

アルコールは群発頭痛を引き起こす大きな誘因です。群発期にお酒を飲むことで確実に群発頭痛が起こります。
そのため群発期にはお酒を控えるようにしましょう。
飲み会などに誘われた場合でも、アルコールが含まれているものは避けノンアルコールビールやノンアルコールカクテルなどにしておいてください。

群発期はタバコを吸わない

タバコは群発頭痛の明確な誘因ではないですが、群発頭痛でお悩みの方は喫煙者の方が多くなっています。
そのため関係があるのではないかと考えられています。
そのため群発期にはなるべくタバコを吸わないようにしましょう。タバコは他の頭痛の原因にもなりやすいので、これを機会に禁煙してみるのも一つの手です。

睡眠時間は規則正しく

群発頭痛は体内時計が関係しているとも考えられています。そのため不規則な生活や睡眠時間が短くなるなど体内時計が乱れてしまうと、群発頭痛が起きてしまう可能性があります。

昼寝のしすぎや、夜更かしなどに注意しましょう。

群発頭痛の対処方法

群発頭痛の対処法ですが、ロキソニンやバファリンなどの一般的な鎮痛剤では効果がありません。
そのため群発頭痛を治療するためには自己注射や、酸素吸入法を行います。

自己注射

群発頭痛の発作が出た時に、トリプタン製剤を注射します。この注射は発作が起きた時に自分で注射をします。自己注射は健康保険でも認められており、注射キットを携帯することができます。

酸素吸入

酸素をフェイスマスクを使い吸入します。この酸素は医療用の純度100%のモノを使い、1分7リットルを15分か吸入します。群発発作が起こった時に、なるべく早く吸入するとさらに効果的です。
この酸素吸入法も保険が適用されており、自宅で行うことができます。

薬物乱用頭痛

頭痛が起きた時に多くの人はロキソニンやバファリンなどの解熱鎮痛剤を服用する人が多いと思います。
解熱鎮痛剤は頭痛だけでなく、生理痛、歯痛などありとあらゆる痛みに対して効果的で、多くの人が痛みを感じた場合に利用しています。
即効性があり、しばらくすると痛みが嘘のように軽くなっているため、繰り返し使うようになるのです。
しかし、鎮痛剤を飲み続けていると、頭痛が慢性的に起こるようになってしまう場合があります。
このことを薬物乱用頭痛と言い、この頭痛でまた鎮痛剤を飲むことで症状がどんどんひどくなってしまうのです。

薬物乱用頭痛に当てはまる可能性がある人

もしかして、自分が薬物乱用頭痛に当てはまるかもしれない。と感じている方、以下の症状に当てはまる場合、薬物乱用頭痛に当てはまる可能性があります。

  • 鎮痛剤を一か月に10日以上飲んでいる
  • 一か月に15日以上頭痛がある
  • 起床した時から頭痛がある
  • いくら鎮痛剤を飲んでも効かなくなってきた
  • 前までは効いていた鎮痛剤が効かなくなってきた
  • 頭痛の場所や、状態、痛みの性質が変化してきた
  • 以前は一か月に数回片頭痛があった

薬物乱用頭痛が起こる仕組み

激しい頭痛を感じたことがある場合、また起こる頭痛に対し不安を感じてしまいます。
そしてその激しい痛みを感じたくないがために、鎮痛剤を予防として日常的に服用するようになってしまうのです。
すると段々、その飲む量や、回数が増えていき、脳が痛みに対して敏感になってしまうのです。
痛みに対して敏感になった脳は、頭痛の回数がさらに増え、また薬も増え、効かなくなってしまうという、負のサイクルに陥ってしまうのです。

薬物乱用頭痛の治療方法

薬物乱用頭痛の治療方法ですが、まず第一に原因となっている鎮痛剤を一旦中止することが重要となってきます。

乱用していた鎮痛剤を急にやめることで、薬の離脱症状が起きてしまうことがあります。
激しい頭痛、嘔吐、吐き気などが起きる場合もあるため、その他の予防薬などでそこを対処していきます。
原因となっている鎮痛剤を辞めることで、最初の1~2週間はきついかもしれませんが、徐々に薬物乱用頭痛が減っていき、元々の頭痛の症状だけに戻るとされています。

そしてまた元々の頭痛の治療を行っていくのです。

薬物乱用頭痛の予防方法

物乱用頭痛を予防するためには、普段使っている頭痛薬の使用量や使用回数などは守りましょう。
一度にたくさん飲むと効果が増すということはなく、決められた用量と用法で服用することが一番効果を発揮できる飲み方です。

服用日数はなるべく一か月に10日以内にしましょう。市販されている鎮痛剤を予防薬とはして飲むのは避けましょう。そしてもし鎮痛剤を選ぶのであれば、有効成分が単一のものを選ぶようにしましょう。
中にはカフェインが含まれているものや、有効成分が複数含まれているものもあるので注意しましょう。

まとめ

片頭痛をはじめ、様々な頭痛についてご紹介してきました。
激しい頭痛の場合、痛みだけでなくその他の症状も引き起こしてしまい、日常生活に支障をきたしてしまう可能性もあります。
頭痛によって、治療方法は異なりますのでもし激しい痛みを感じる場合は病院に行き医師の治療を受けましょう。

命の危険!?危険な病気のサイン

頭痛は思いもよらぬ時に急に襲ってきます。症状が軽いものであればそこまで問題はありませんが、頭痛によっては命の危険が伴う場合もあるのです。
ここでは頭痛によって命の危険も関係してしまう、病気をご紹介していきます。

くも膜下出血

くも膜下出血は、脳にあるくも膜と脳の空間にある血管が切れてしまい出血したことによって起こる症状です。
そのほとんどの原因が、脳動脈瘤という脳にできたコブが原因で起こります。
脳動脈が大きくなることで、脳の神経や働きを阻害して症状が出ることはたまにありますが、そのほとんどは無症状です。
しかし、出血したことによって、突然頭に激しい痛みを感じます。多くの人が「頭を急にバッドで殴られたような痛み」「ハンマーで殴られたような痛み」のような激しい痛みを感じます。

くも膜下出血で怖いのが、病院に行ったときに一旦出血が止まっているのに、再び出血してしまうことです。再び出血してしまうことで、命の危険も関わってしまう状態になります。

髄膜炎(ずいまくえん)

髄膜炎は脳の周りある髄膜に炎症が起こる病気です。髄膜炎の原因はウイルスや細菌、真菌、結核など病原体が感染して起こるのがほとんどです。
髄膜炎の症状は発熱と強い頭痛です。頭痛は頭全体に起こり、特に後頭部が強く痛みます。これまで経験したことない強い痛みで、全体的にガンガンとします。
首回りが硬直し、下などが向きにくくなります。重症な場合、意識障害が出て髄膜炎の他に農園も併発している場合もあります。

発熱と頭痛から始めは風邪だと判断してしまう場合も多く、軽く考えがちです。しかし、髄膜炎の症状の進みは早く、たった1日~2日で命にかかわってしまう状態になってしまいます。

脳出血

脳出血は何らかの原因によって脳にある血管がきれてしまい、脳の中に出血する病気です。
血管から出た血液は固まることで血腫になり、直接脳にダメージを与えてしまいます。
この血腫が大きくなることで、頭蓋骨の圧が高まって、正常な脳に圧力をかけることで脳に様々な障害をもたらせてしまいます。
国内で脳卒中により脳出血の割合は2割ほどですが、中には命に関わることもあります。

脳出血が起きた場合、頭痛や吐き気、手足のしびれなどが起こり、ろれつが回らない、意識がもうろうとします。

脳腫瘍

脳腫瘍とは、脳組織や脳神経、くも膜などの脳の周辺組織から発生した腫瘍のことです。
症状として、頭痛や、物が二重に見える、聴力が落ちる、手足に力が入らない、ふらつき、失語、聴力低下などがあります。
頭痛の場合頭全体や一部に鈍い痛みを感じそれが徐々に悪化していきます。

慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫は、頭蓋骨の内側に脳を包む膜と脳の表面の間に、血液が溜まってしまう症状のことを言います。

慢性硬膜下血腫は高齢者の方に多く、その他にもお酒をよく飲む人、高血圧の薬などを飲んでいる方などもなりやすいと考えられています。

頭の打撲が原因となる場合が多く、1~2か月前に頭を強く打った場合などが原因とされています。
症状は頭痛や、元気が無い、言葉が出てきにくい、尿を漏らすようになった、麻痺などといった症状があります。

まとめ

頭痛の中でも命の危険に関係しているものをご紹介しています。
どれも緊急性のある病気ばかりですので、自分だけでなくまわりのひとでもおかしいなと感じた場合は直ちに病院へ行き医師の診察を受けてください。
自分で病院へ行くことが困難な場合は救急車などを呼びましょう。

トップに
戻る