気がつけばおなじみの保健室。
いつもとかわらないはずの風景は、 知らぬ間に時が過ぎていた。
果たして空白の一年にはなにがあったのか?
いくらふたりで笑っても、彼女の記憶は消えてゆく。 笑っても、泣いても、失っても、何も残らないんだ。 だからひとり残される僕は、どうしたらいいのかわからない。